サイトの表示速度がコンバージョン率や直帰率、UX、SEOに与える影響

サイトが表示されるまでに時間がかかったり、画像の読み込みがなかなか完了しない場合はページの表示速度が遅くなっていますので改善が必要です。

サイトの表示速度が重要な理由

ページの表示速度はとても重要です。
なぜ重要かというと、直帰率コンバージョン率検索順位などの様々な面で悪影響が出るからです。

1. 直帰率と表示速度の関係

多くのユーザーは、サイトの表示に時間がかかる場合、そのサイトの閲覧を中止します。

ユーザーがGoogleなどの検索からサイトに訪れた際、表示に時間がかかってしまうとすぐに検索結果に戻って他のサイトに流れていってしまいます。

Googleが公表したデータによると、サイトの表示に3秒かかると53%のユーザーが去ってしまいます。
(※このGoogleの公表データはモバイルでの結果になります)

サイトの表示に3秒かかるだけで約半分のユーザーを失うことになりますので、サイトの表示速度はとても重要です。

また、KISSmetrics(キスメトリクス)が公表したデータによると、ネットショップの表示に3秒以上かかると40%のユーザーが離脱するようです。

2. コンバージョン率と表示速度の関係

表示速度はコンバージョン率にも影響を与えます。

ページの表示にかかる時間が1秒増えるごとにコンバージョン率は下がっていきます。

操作を開始できるまで3秒かかるサイトは、1秒のサイトに比べ、コンバージョン率が38%低下するといわれていますし、Amazonでは表示速度が0.1秒遅くなるだけで収益が1%減少するといわれています。

3. SEOと表示速度の関係

サイトの表示速度はSEOにも影響を与えます。

Googleは、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要因にすると正式に発表しています。
これは、2018年7月のアルゴリズムの更新で導入され「スピードアップデート」と呼ばれています。

Googleは、ユーザーにとって価値のあるサイトを上位表示させるため頻繁にアルゴリズムを更新しています。

表示までに時間がかかってしまうサイトは、ユーザーにストレスを与えますし、満足度も低下させてしまいます。
そのため、Googleが検索順位の決定要因のひとつに「サイトの表示速度」を含めたことは自然なことといえます。

ただ、サイトの検索順位に影響が出るのは、他のサイトに比べて明らかに遅い場合に限られるのではないかと思います。

例えば、サイトの表示に2秒かかるサイトを1.5秒に縮めたからといって検索順位がアップするということはないかと思います。

ちなみに、Googleはサイトの表示速度を評価する「PageSpeed Insights」というツールを提供しています。

使い方は簡単で、サイトのURLを入力するだけです。
表示速度が気になる方は、このツールを利用されてみるとよいでしょう。

4. UXと表示速度の関係

サイトの表示速度が遅いとユーザーはストレスを感じるため、UXの低下に繋がります。

KISSmetricsが公表したデータによると、ページの表示が1秒遅れると16%のユーザーの満足度が低下するようです。

また、79%のユーザーは、表示速度が遅いと感じたサイトを再び利用することはないという結果も出ています。

UXの面からもサイトの表示速度はとても重要だといえます。

表示速度を手軽に改善する方法

サイトの表示速度が遅くなる原因はいくつかありますが、ページ内に使用している画像や動画の容量が大きい場合は、それらの容量を小さくするだけでも表示速度を改善させることができます。

WordPressで制作したサイトの場合は、まずはプラグインを見直してみるとよいでしょう。
例えば、記事の人気ランキングを表示させるために「WordPress Popular Posts」というプラグインを使用しているサイトであれば、そのプラグインのキャッシュ設定を見直すだけでも表示速度が改善する場合があります。

そして、契約されているサーバー会社によっては、表示速度をアップする仕組みが管理画面に用意されている場合もありますので確認されてみてください。

このように最初はすぐに取り掛かることが可能な箇所から修正していくと良いかと思います。

何秒ならOKか?

サイトが表示されるまでにかかる時間が何秒ならOKかというと、速ければ速いほど良いのですが2秒以内がボーダーラインになると思います。

ただ、いままで公表されたデータをみると、1秒のサイトと2秒のサイトでもコンバージョン率などに差が出ていますので、可能であれば1秒以内を目指した方が良いと思います。