検索結果のクリック率を左右するスニペット(メタディスクリプション)

Googleなどで検索した際、検索結果に表示される各サイトのタイトルの下にある説明文を「スニペット」と呼びます。

スニペットは通常、メタディスクリプション(meta description)に説明文を記述しますが、その記述が未設定の場合は検索エンジン(Googleなど)の判断で関連性のある箇所を抽出します。

ただ、検索キーワードによっては、きちんとメタディスクリプションを設定していても、検索エンジン側の判断でその検索キーワードに関連した箇所を抽出する場合がありますので、完全にスニペットをコントロールすることはできません。

そのため、メタディスクリプションは未設定のままでスニペットを検索エンジン任せにされている方も多いのですが、サイト訪問者を増やすためにはメタディスクリプションの記述はとても重要です。

スニペットには直接的なSEO効果はない

検索結果に表示されるタイトル部分(タイトルタグ)については、上位表示のための重要な要素(ランキング要因)となります。
タイトルタグの記述次第で検索順位が大きく変わることもあります。

一方、スニペット部分については、Googleのランキング要因ではないためSEO効果はありません。

そういったこともあり、タイトルタグはSEO的にも重視される箇所なのですが、スニペットについてはあまり関心のない方も多いようです。

確かに、検索順位を上げるという意味ではスニペットは重要な箇所ではありませんが、検索エンジンからのユーザーを増やすという点では、とても重要な部分になります。

スニペットがクリック率を左右する

検索結果のページに表示された各サイトの情報のうち、ユーザーがどの部分をしっかり見ているかというと、実はスニペットになります。

以下のデータは、バルセロナの大学でアイトラッキングの実験をした結果になります。


出典:http://dynamical.biz/

まず上の表について説明すると、左端の列は検索内容になります。
① Infomational: 情報検索クエリ(情報収集のための検索)
② Navigational: ナビゲーション検索クエリ(特定のページや情報を探す検索)
③ Transacitional: 購入検索型クエリ(購入のため比較・検討するための検索)
④ Multimedia: 画像検索

1行目は、左から「タイトル」「スニペット」「URL」「画像」
2行目のfixationsは「全体のうち、その箇所をしっかり見ている割合」で、timeは「その箇所を見ている時間の割合」になります。

この表を見ると、スニペットが特に注目されていることが分かります。

ユーザーが検索結果のページで各サイトの情報を見ている時、スニペットに注目している時間が長いということは、言い換えるとスニペットでサイトの魅力を伝えることができるかどうかがとても重要だといえます。

サイトに訪れたいと思わせる文章を

前述のとおり、メタディスクリプションは、上位表示するためのSEO効果はありませんが、ここで設定した文章はユーザーが検索した際にしっかり読む可能性が高い場所です。

この文章の内容によって、ユーザーがサイトに訪れるかどうかを決める可能性もありますので、ユーザーのクリック率を高めるために、文章の内容にこだわる必要があります。

そのため、タイトルタグだけでなくメタディスクリプションについても1ページずつ最適な文章を作成していくことが大切です。

出典 http://dynamical.biz/blog/web-analytics/serps-user-behaviour-eye-tracking-study-32.html